赤兎山(アカウサギヤマ)

白山を眺めて、この時期ニッコウキスゲを楽しめる福井県は勝山市の赤兎山へ大阪方面から、 車で日帰りの山歩きに連れていって貰った。 二組の夫婦を含み男6女2人の中高年の8名が2台 の車に分乗。 午前10時半過ぎ、小原林道終点の麓の駐車場のお地蔵様の横の登山口をスタート、 ぬかるみの道が考えられるので直ぐスパッツをつける。 小さなせせらぎを3度渡って4、50分で 赤兎山と大長山(ダイチョウザン)の分岐の「小原峠」に着く、少しきつい登りを30分で 「次の分岐(大舟山との)」に到着。  少し登るとお饅頭のような山頂が眺められる筈だがガスっていて何も見えない。「今日は赤兎で なく白ウサギだ」と誰かが言った。 下山してくる人に「ニッコウキスゲは、ありましたか?」と 尋ねて一安心、もうすぐ見られると山頂を目指した。 鞍部に出たところで黄色い可憐な花は咲いて いた。20分ほどで「頂上」に12時半頃到着。 頂上には方向盤がある。白山(御前峰)や別山の方向 を確認したが視界は50メートルもないか白霧のまっただ中で何も見えない。   ここで昼食を済まして、「赤池」へ下る。霧雨のうえに強風だ。 ニッコウキスゲの群棲や湿原の眺め は美しかったが、雨と風のなかで、花は吹き飛ばされそうに大きく揺れて写真も撮れない。 「避難小屋」の裏の道を少し進んだが、大きく下りになるところで引き返した。   もと来た道を霧雨のなか進んだが、小原峠のあたりまで来ると時折、青空が見えたりして、大長山 が見えた。峠の奥の石仏をみて、麓の駐車場に3時半頃帰ってきた。  勝山市の芭蕉園の温泉で疲れた身体を癒し、その近くにある、その温泉で教えて貰った「おろし蕎麦」 で乾杯し大阪への帰路についた。 台風接近、降水確率2,30%のなかでの山行き白山は見えなかっ たが霧雨で大雨にならず、幸運、満足な山旅であった。

14年7月6日 撮影 
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A.さあ!出発 B.ここでスパッツつけろ C.雲行きが怪しいぞ
D.小原峠。小休止 E.もう少しだ F.疲れた! 大舟分岐
G.頂上の方向盤 H. 白山を見るが白霧のみ I.頂上名前柱
J.赤城山山頂1628m K.ニッコウキスゲ L.赤池に向かう
M.赤池へ下る木の階段 N.霧雨でくもる O.赤池を眺める
P.風雨強し Q.赤池 R.材木の歩道
S.揺れるニッコウキスゲ T.避難小屋 U.ニッコウキスゲの群棲
V.再び頂上へ W.ササユリ2輪 X.ニッコウキスゲに別れ
Y.大舟分岐へ下る Z.霧が晴れたぞ! a.何を語らん、大舟分岐
b.急な坂道を下る c.一瞬の晴れ間、大長山? d.大長山か?
e.ブナの林? f.西方向の山 g.小原峠、石の地蔵様

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