スキーの上手い乗り方について sohta 太田しげ弘
★ スキーの上手い乗り方について
!!
_私のスキー考 #6_
はじめに !
平成23年(2011)私は、白馬八方スキー場で突然、用便の際、尿路に痛みを感じ前立腺ガンを疑いましたがヘルぺス・帯状疱疹でした。
そして下記のように書きました。
スキーシーズンの最中に病気に罹ってしまい1ヶ月以上床に臥すことになりました。昼間の時間も寝ておりましたが、暇をもてあまして、起きてパソコンに向かい気を紛ら
わすためこんなものを書いてみました。 シーズン中なのに滑れないスキーヤーの戯言タワゴト)です。
雪の上で確かめられないので、自分のために書き置いて来シーズンにでも実際に雪の上で、確認したいと思っております。スキー技術に関することを書いていますが、そんな
大層なものでなく、スキー談義、若しくは漫談?(面白くないが)として読んでみてください 何かのヒントになることもあるかもしれません。
と記して、5編の記事( スキーも上虚下実 #1他)を書きましたが、その続編も書いておりました。 自分の書いた文章もSNS上では何処にあるかわからず、自分自身のために自分のホームページに
載せることにしました。
◆ スキーは乗りもの
今シーズン、股関節に障害があるお二人のスキーを見て驚嘆しました。
お一人は股関節に金具を入れて普段は杖を付いている人(オートバイの事故)ともう一人ぱ、股関節に問題あり左右の脚の長さが3cm違うという人です。
(この文章は、あるSNSの記事とし書いたもので、お二人の目に触れることがないのですが、今回 私のHPに掲載しますので、ご本人かお知り合いの方が
ご覧になったら、その旨ご了解ください。)
八方のリーゼンを殆どノーストップで繰り返し滑っていました。彼等が云うのは「スキーは乗り物です。歩くよりは負担が少なく、疲れない乗り方をしています」
というのです。
そこで今までのレッスン等でコーチが言ったことを中心に教わったこと等思いつくことを書いてみました。 スキーをやっている人には何かの参考になるかも知れません。
● スキーは乗り物なのだ。如何に上手く乗るかだ。 その乗る姿勢の作り方はスキーを履いて、その場で、最初に平地で軽く跳躍して着地した姿勢のなかに最適な姿勢のカギがある。
足と脚、膝と腰(股関節)の位置と重力の懸け方が跳び上がり着地した姿勢が最適のスキーの乗る位置であり、上手く乗れる姿勢であることを実感すること。
スキーを履かなくてもこの位置は確認できる。
そして、これこそが疲れないスキーの乗り方なのです。
足は爪先から踵まで全体に力をかけて乗る。脚は膝を曲げ脛でブーツのペラを押して、大腿・太ももは出来るだけ立てて置く、横になればなるほど、疲れる。
膝を曲げる深さは斜度とスピードにより深くなる。
膝を曲げるときはブーツの金具の上の方とバンドは余り締めすぎないこと、膝を曲げて脛を前に傾けられることを確認のこと。靴の硬さ90台位でよく、高度の高い100 とかのものは普通のレクレーションスキーでは不要。
腰・股関節は軽く曲げるが斜度により深くなる。 高く強く跳躍して着地した時と同じである。
曲がるときの姿勢はプルークボーゲンの脚の片側の姿勢と同じである。内側に傾いている。 またカーブの際は内側の足・脚に体重が多くかかる状態である。
身体全体としては骨盤を意識して滑る感じで?(骨盤を立てる=骨盤を前傾する?
・・・・この部分はコーチの説明もなく未消化ですが、骨盤を起こす?ことはスポーツ全般、健康生活、股関節・背中の曲がり等に
関係するようなので研究課題にしたいと思っています。)
◆ スキーの乗り方
大腿は出来るだけ真っ直ぐに起て直立させた姿勢が楽で、しかも長く滑り続けられ、疲れないで、スキーに乗ることができる姿勢です。
● 急斜面ではエッジを立て過ぎるな! 斜面が急になると自然にエッジは立っているので横にずり落ちるのは後傾、重心が後ろになっているからだ。
前方、スキーの先端の方向にスキーを滑らせることを意識しろ。
● ストックは曲がる方向のスキー板の先端に突く、出来るだけ前方へ突くことを意識する。
● 腕は必ず身体より前にだす、肘を軽く曲げて身体より少し開き離して前に出す。肘を開いて上にあげない、肩に力が入り上半身が固くなる。スキーも上虚下実で上半身はゆったりリラックスさせる。
● ストックは突くのでなく、先端(石突き)を雪面に置く感じで良い。
ストックの握り方、薬指・小指で握り、親指で強く握らない。親指・人差し指で
強く握ると肩に力が入り上半身が硬直する。
ストッを握るとき親指は握らず、握りの先端を上から抑えるという方法もある。
● 曲がるときは、自転車とかオートバイ、車のハンドルと同じで曲がる方向に先に傾くのが良いようだ。 上半身の動きに下半身は必ず付いてくる・・・・・・・・・・・・・
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