腰の適度な凹み(ヘコミ)が全ての姿勢の基本!!No.2 sohta 太田しげ弘
◆腰の適度な凹み(ヘコミ)が全ての姿勢の基本!
#2 骨盤を立てる!
★ 骨盤をたてる 正しい座り方
腰は、まさしく要ですが、その腰にかかる負担、負荷は単に立っているだけでも体重より大きな負荷がかかり、
体重70Kgの人の腰にかかる負荷の重量は100K、中腰でお辞儀をすれば150Kgの負担がかかるらしいと「腰痛NAVI
というブログに書いてあります。
腰痛になったことがない私が何故、腰痛の本を読み漁ることになったかと云うとスキーの滑る姿勢のことを考えたら、そこに行きついたからです。
スキーは乗り物であり、その姿勢が全てを決める、姿勢といえば「骨盤をおこす」とか「骨盤を立てる」とかというのはどういう意味か疑問を持ったのが始まりです。
人間の人体は頭から足先まで繋がってますが、その中心が腰であり、骨盤なのですが体重の負荷を緩和して力を分散させるために、人体は緩いS字カーブが立った姿勢
で理想的な正しい姿勢とされています。
そのS字カーブをパソコンの活字で表現しようと工夫したのが下記の文字列ですが私が独自で考えたものです。
頭=○から 脚=Iまでを縦に並べると
・ 脊柱のS字カーブ<左横向き>
【 頭部 ○ 】
【 頸椎 ( 頸椎= 7個 頭を支える重要なところ 】
【 胸椎 ) 胸椎=12個 猫背に注意 】
【 腰椎 ( 腰椎= 5個 腰椎の適度な凹みが必要です 】
【 脚部大腿 I 腰椎と大腿を結ぶ股関節 】
【 脚部下腿 I 大腿と下腿を結ぶ膝関節 】
この中で特に重要なのが
)胸椎
( 腰椎
ですが、胸椎の上の頸椎もやや( 側に 弯曲していて この曲りにより重い頭や体幹を支えています。
特に「腰椎の前弯」腰が前方に適度に凹(ヘコ)んでいる状態が全ての姿勢・動作の基本姿勢となるのです。
腰の括れ(クビレ)は、腰の左右が細くなっている状態で女性の特徴ですか゛男も少しは括れています。
腰は前後にも括れているのが良いようですが、前後は括れとは云わず、腰が前弯(ヘコミ)してお腹も出ていない状態です。
そして、この腰の腰椎の適度な凹みは腰椎の下の骨盤の傾きと大いに関係があります
。
骨盤との関係は、私の前の記事(日記)を参照してください。
。
【写真B】椅子に座る基本姿勢
★ 人の動作と骨盤の位置
題名のとおり、全ての姿勢と動作にについて腰の適度な前弯、適度な凹み(ヘコミ)が必要なのです。
人の姿勢や動作は、歩く、立つ、座る、屈むといった日常生活動作ですが運動やスポーツにも勿論関係します。
下記の姿勢や動作について図解した腰痛の書籍がありました。其の項目を書いてみます。
コメンとは私が適当に思いついたことを書いたものです。
・Gait 歩く ・・・・・・・・このGaitは歩調とかの意味で昔の
軍隊の脛に巻くゲートルと同じのようです。
・Run 走る・・・・・・腰を安定させて
・Push 押す・・・・・・へっぴり腰は駄目
・Pull 引く・・・・・・腰を入れて引く
・Bend 屈む・・・・・・・・・ この動作が腰痛の原因
・Squat しゃがむ・・・・・・スクワッドです
。
・Twist 捩じる・・・・・・・左右に平均して捩じる
・Lunge 前に踏み出す・・・・片方の脚を
・Sit 座る・・・・・・・ 椅子に座るとかいろいろの座り方
がありますが いずれにしても背筋は伸ばし腰椎の前弯を保つ
・Stand up 立つ・・・・・・・顎お引き背筋を伸ばす、適度な腰椎の前弯を保つ
腰痛の一つの原因が腰を丸めたままで動作して負担がかかり、バランスを取ろうとして猫背になったりするようです。
腰の適度な凹み、前弯が必要なことは十分お分かり頂いたと思いますが、その適度な腰の凹みついて説明します。
先ず、正しい立ち姿勢ですが、軽くアゴを引き、背筋、膝をキチンと伸ばします。
真横から見た場合、耳から肩・股関節・膝・足のくるぶしを結んだ線が直線で描かれていることが、
一般的には良いとされているようです
立った姿勢の色々な姿勢ですが、腰の凹みが適度でない猫背と腰の凹みがないフラットな姿勢などがありますが、
猫背は腰が後ろに傾いていて、腰が引けているので重心が前に来ているのでバランスを取る為、背骨が大きく曲がる場合
(腰の凹みは少ない)と逆に凹みが大き過ぎる反り腰のため猫背になるケースがあるようです。
読んでいただいても何のことか分からないかもしれませんが、【写真@】を見ていただいたら一目瞭然です。
この状態は裸の状態しか確認できませんので、私は公衆浴場、プールのお風呂で観察しています。
女性は残念ながら見られませんが、男性の場合、結構 腰の凹みがないフラットな人が多いようです。
肝腎の腰の適度な凹みですが【写真A】を見れば、殆ど説明不要と思います。
背中を頭から踵まで平らな壁にあてて立ちます。
この時、後頭部・肩甲骨・仙骨(お尻)・踵、が壁につく状態であり、腰の後ろの隙間に、手のひらが入るくらいが、
正しい姿勢の目安になります。
写真を見ていただくと、脊柱は首から腰にかけて「S字」を描いているのがわかりますでしょうか?
腰の後ろの隙間に、拳が楽に入ってしまうのは、「出っ尻の状態」で、腰椎が彎曲しすぎています。
逆に、手が入らないようですと、「猫背」の状態で、腰椎の彎曲が少なすぎることをあらわしています
次に基本的な動作の一つとして椅子に座る場合です。 これも【写真B】のとおりですが
イスの座る場合はお尻が背もたれに密着するように、深く腰掛ける、軽くアゴを引き、背筋をのばしてお腹をひっこめます。
ひざがおしりよりわずかに高くなるのが理想です。
イスが高すぎる場合は足を台にのせるか、ひざを組んで膝の位置を調節します。
あぐら、足を投げ出して座る、体育すわりは腰に負担をかけます。
立つ姿勢と椅子に座る姿勢の二つを紹介しましたが、上にいろいろな動作を書きましたが全ての動作を通じて、この腰部の前弯、
腰の適度な凹みが必要です。日常動作に留まらずスポーツの動きにも、説明は省略しましたが腰の凹みと骨盤の位置は重要です。
また、この腰や骨盤の矯正や運動の仕方についても書いておりませんが、一言でいえば
腰を前後左右に動かすことと捩じる運動になりますが、立ったり座ったり、寝転んで
やる運動の様々なバリエーションがあります。
以上 素人が書いたものですので、間違いや勘違いがあると思います。 何かのお役に立てばと思い書いて
みました。
【写真@】理想の姿勢・猫背・反り腰・フラット
【写真A】立ち姿勢の基本ポジション
【写真B】椅子に座る基本姿勢
●「註」。
なお 下記を参考にして書きました。
正しい姿勢 〜姿勢矯正に取り組もう!
、http://www.lumbar.jp/sisei.htm
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