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写真の傾きの補正     気持ちの良い写真とは? 

 ブレ ピンボケの次に「気持ち悪く」違和感のある写真の代表選手が『水平と垂直が出てない写真』である。       絵は作成者が言葉で説明するものでなく、見方やどう見えるかは閲覧・鑑賞者が 決めるものである。赤い花でも見る人が白い花と見えれば白い花である。 坂道も上り坂でも、見た人が下り坂と見たら下り坂である。 それでも、良い絵かどうかは鑑賞者の解釈・判断に委ねられる。         しかし意図的に誇張やデフォルメされたものを除いて、大方の人が違和感を持つような 垂直/水平や遠近/立体・大小等の違いや狂いは、間違いかどうかは別としても気持ちの良い絵にはならない。と大凡、上のようなことを書物で読んだり教えられたりもした。 写真も同じで解説のためのものを除き、撮影者が言葉で説明するものでない。垂直/水平の 問題も気持ちの良い写真を撮るために不可欠であり、違和感がなく安心して見られる 安定感のアル写真は垂直水平の狂いのない写真である。 さらに正確には現実と多少相違しても、大方の人が気持ちの良い写真と思うのは垂直水平が 分り易い写真である。
           良い写真の条件は水平と垂直へのこだわりが大切であります。                                 

《注》 垂直とは重力の方向(万有引力)で、錘を糸なぞで吊るした方向で、それと直角に交わった方向 が水平である。

  このページは、ローカルの kamihitoeさんのA オリジナル画像をみて、私が「一寸右に傾いて いませんか」と申し上げたのが始まりです。 「現場はもっと右に傾いている。向かって左の木立が垂直だが、極端なのでこの角度にした。」と云われた。だが私は納得できず「真ん中の木立と向うの庭の水平線に違和感を感じる。」・・・・・という論争で検証を試みたのがこのページです。        この現場は宇治の三室戸寺ですが私は知りません。 この場所は、考えてみれば坂と平行した、或いは対面した景色で木立が右と左に傾いていて垂直/水平を考えるには正に打ってつけの場所でした。Aは驚くほど中庸でした。・・・・がよく見ると木立が左右に傾きポイントの庭も水平ではなく、何となく落ち着きません。 B は 向かって左の木立を垂直に補正すると3度右に傾き、現場の景色に一番近い筈ですが、とても見られないくらい不安定です。 Cは中央と右の木立に垂直を補正すると庭の水平線も水平になり、現場との整合性を無視すれば一番安定しています。下記の画像により経過を確認してんださい。 結論としては、私は最初の項で書いた、現実と多少相違しても、大方の人が気持ちの良い写真と思うのは垂直水平が分り易い写真であると私は考えています。皆さんの考えは如何でしょうか。

なお 撮影時には人それぞれ個性が有、常に右下がりにや左に傾いて仕舞う人もあり、真に真っ直ぐに撮るのは難しいことです。画像にする時に必ず水平/垂直を確認して補正 するのが好ましいと思います。

        A オリジナルへ          ・・・・左右(又は上下)に同じA オリジナルが並ぶ画面に戻ります。


マウスで画像の内外を適当に動かしてみて下さい。左の画像が切り替わります。




上の画像 B 、Cの角度=左右の傾き度を示したものです。左右に夫々3°傾いています。

            

C の画像 右と中央の木立が垂直で庭が水平になるよう補正               Bの画像 左の木立が垂直になるよう補正







C の画像 右と中央の木立が垂直                                                Bの画像 左の木立が垂直



垂直/水平の検証・補正に使用したフリーソフトの”Vieas”の画面です。ファイルで画像 選択して、編集ウインド、任意角回転で C の補正をしている所の画面です。この ソフト、グリッド(格子)表示で垂直と水平が確認でき重宝しています





最後に現実の風景を忠実に再現しているかどうかは別とて水平垂直が分り易い C を 大きくしてトーンも私の好みに補正してみましたが・・・・。如何でしょうか。撮影者はやはり現場と違うと感じるでしょうが、現場を詳しく知らない多くの人は安定感のある写真と感じると思います。
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