後発医薬品2(ジェネリック薬品・GE・ゾロ)sohta 太田しげ弘 HOME                           後発医薬品No.1へ



後発医薬品(GE薬品・ゾロ品)その後の使用状況


★ 患者である貴方が”後発医薬品”に変更して、どの薬にするか
薬剤師と相談して 貴方か選べるのです。! 

成分も効用も同じ”後発医薬品”の使用は欧米の5割に対し我が国は、1割台と後進国です。 高齢者医療制度が問題になっておりますが、これが促進されれば1兆円もの医療費削減効果が 期待できるようです。 この問題を自らの薬代について記事に書いてからほぼ2年経過しました。

後発医薬品使用のその後の進捗状況はどうなっているかと記事を探しましたが見つかりませんでした。 そして今年、平成20年の4月に後発医薬品の使用促進策として、処方せんの書式が見直されいていたことを知りましたが、今まで全く気がつきませんでした。また医師も薬局も誰も説明してくれませんでした。これは現場の状況と遊離した内容で法や規則を作っただけの省・行政の施策です。

そして今回の変更点は、医師が「後発品への変更不可」欄に署名しない限り、患者と薬剤師の自由意思で後発品への変更が認められるという画期的ものでだと説明されています。もし効果や副作用が心配であれぱ、まず「お試し期間」として1週間分ほど後発品を分割調剤し、とくに問題がなければそのまま継続使用してもらうことも可能だそうです・・・・が。 現場の医師は自分が処方してやっていると思っているし、薬剤師は患者の薬の選択の相談にのるような能力や体制もないように私には見受けられます。 (患者の症状・態様を知らない薬剤師が相談に応じられるか疑問)

もう1つ前にも書いたが、薬局の所定の領収書(法・規則の様式)は患者には意味不明の項目と金額がかいてあるだけ、本来領収書には支払者にとって薬品名・単価・数量が分らなければ意味がないのだが。 薬剤技術料・薬学管理料・薬剤料を薬剤毎に振り分け難いとか、中には後発医薬ナントカ加算などがあり 正に薬九層倍?の感があります。  薬品名・数量は別紙添付で発行されているが薬剤毎の単価は分らない。今回も数量不足があったので再度薬局を訪問したが、以前は数量を多く渡したので直ぐ返却して欲しいとの間違いもあった。 この領収書では薬局の誤りはも何も分らない。 薬剤毎の単価を教えてもらいたいと要望したら、明細書の発行手数料がいると言われた。 多分、診療報酬明細書・レセのことだろうが、それでも薬剤毎の単価は明記されていないと考えられる。 結局、患者には薬剤毎の単価は分らないのである。どの薬が高いのか分らなければ後発品への変更の 意識も沸かないだろう。

薬剤毎の単価、実額は分りませんが、大凡 薬価に比例しますので gooヘルスケア のお薬検索や 薬価サーチ等でmg等の大きさに注意して 調べれば分ります。 貰っている(医師の処方により購入している)お薬について調べてみてください。 同じ効用の先・後発薬品名がわかります。

★今回と前回の私が支払いした薬剤料の比較
(2週間分の薬価と数量の合計)
前回の薬品名今回の薬品名前回の薬代今回の薬代 前回の保険薬価今回の保険薬価 備考
ノルバスク・コルネール

1127.0

?

80.5

25.1

降圧・狭心剤 Ca拮抗薬
バイアスピリン-  同左 -

89.6

89.6

6.4

6.4

血流
アロリン-  同左 -

89.6

89.6

6.4

6.4

痛風
リシリトル ----

343.6

----

不明

---

持続型ACE阻害剤
バンリール・アイスラール

210.0

?

7.5

9.9

狭心症薬
アルフロシン-  同左 -

443.8

443.8

31.7

31.7

降圧 α遮断薬
ユベラ-  同左 -

358.4

358.4

6.4

6.4

ビタミンE
- 計  --   -

2562.0

981.4+?


【注】* 節約された薬代(1ケ月分)自己負担分  410 円点×2 = 820円
・新たな薬剤

実際に前回の支払いと今回の支払いの差は1670円−1260円=410円 で一ヶ月では820円 廉価になりました。
今回の変更は確かリシリトル?かが製造中止になるとのことで降圧剤を見直し高いノルバスクを廉価な後発品に変更されて、降圧剤の1つが削除されたためです。

前回の記事、後発医薬品No.1 を含めて 纏めとして私の場合の後発医薬品使用による医療費の削減効果は、下図のとおり、降圧剤の1つが削除されたとはいえ45%で約半分となり、実額では、先発医薬品のみ1ケ月 4580円 が 後発医薬品では 2520円 に なった。個人的に自己負担が減ることは喜ばしいことであるが、さらに国保負担の70パーセントの実額が、前者 10,687円で 後者 5880円 と差引き 4807円と一月に減額でき、国民全体の医療費に貢献したことになります。


★私の場合の後発医薬品使用による医療費の削減効果

先発医薬品後発医薬品効果削減額
自己負担分

4,580

2520

2060

保険分

10,687

5850

4807

合計

15,267

8400

6867



是非とも貴方もtryしてください。 完

オマケです マウスで猫のまわりを
グルグルして、
カラかってください。
右手も上げますよ!


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